左から上柳昌彦さん、宇崎竜童さん、萩原健太さん |
御礼!ニッポン放送imagine studio 2017 MEET THE BEATLES Pepper’s 50年祭【雑学と音楽 ザツオン Vol.23】
宇崎竜童、ビートルズ名盤に感激「新しい曲が作りたくなる」(サンケイスポーツ)
登壇者は上柳昌彦さん(ニッポン放送アナウンサー)、宇崎竜童さん(ミュージシャン)、萩原健太さん(音楽評論家)のお三方でした。同メンバー同所で2016年にライブアルバム『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』、映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』リリース記念イベントが開催されています。当時のレポートは→こちら
『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』50周年記念エディションで最高音質を誇るBlu-ray版(96KHz/24bit)の音源を大音量で聴くというイベントでした。
当日流れたのは以下の曲です。
- Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
- With A Little Help From My Friends
- Lucy In The Sky With Diamonds(スピーチ、フォールス・スタート・アンド・テイク5)
※この音源のみBlu-rayでは無いはず - She's Leaving Home
- Within You Without You
- When I'm Sixty-four
- Being For The Benefit Of Mr. Kite! ※観客からのリクエスト
- Getting Better ※観客からのリクエスト
- Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
- A Day In The Life
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band~With A Little Help From My Friendsのメドレーは初めてこの曲を聴いた時の感動が蘇ってきて感極まりました。
前回(2016年同所のイベント)同様、宇崎さんのコメントには感銘を受けました。前回は気合を入れる目的でスーツで登場していましたが今回はラフな格好でした。音源が流れ出すと椅子を180度回転させて観客と同じ方向を向き(ステレオの音像を味わうため)、体を揺らしながら聞き入っていました。宇崎さんはビートルズ現役時代にアルバムが出るごとに購入していたそうで楽曲にも詳しかったですが、アルバムから読み取れる以上の事は追究しなかったようで、萩原さんの解説に逐一興味深く聞き入っていました。
宇崎さんのコメントで印象的なものをまとめます。かなり意訳です。
- 発売当時アルバムを聴いたときはびっくりした。こういうのでいいんだ。最新作からは1作目が想像できないようなバンドを作りたいと思わせてくれたアルバム 。ビートルズがそうだった。ビートルズの生き方を知識でなく感覚でとらえるようにしようと当時の自分のバンドメンバーと話していた。
- (音源を聴いて)すぐそこで演奏しているように感じた。当時音楽はモノラルで聴くものでステレオはまがいものの位置づけだった。
- (Lucy~を聴いて)ジョンはこんな歌い方もできるんだ。役者が歌っているみたい。
- (She's Leaving Homeを聴いて)当時モノラル盤で回転数を上げていた理由がわかった。こうするとハーモニーが立ってくる。
- ダウン・タウン・ブギウギ・バンドでグループサウンズのカバーアルバム『G.S.』を作ったとき、ジャケットは出典元バンドの写真をSgt. Pepper's~のように並べようと試みたが許可が下りずに断念した。ビートルズとは違う。ビートルズはジャケットがカラフル。音も言葉もカラフル。
- この素晴らしさはドラッグが生んだ。当時の自分の仲間もそういう感想だった。
- (Within You~を聴いて)ジョージ・ハリスンはラヴィ・シャンカルに癒されていたのではないか。ラヴィ・シャンカルの家に行ったら居間にジョージとの写真が飾ってあった。そこでラヴィ・シャンカルの演奏を聴いた。ナチュラルに飛んだ。ドラッグなんていらない。
- (When I'm Sixty-fourを聴いて)ステレオにする必要が無い。大音量で聴く必要も無い。そういった曲。モノラルで始まってBメロからステレオにすればよかったかもしれない。クラリネットの音が良い。
- (~Mr. Kite!等を聴いて)当時は譜面が無かっただろうから、変拍子をこなせるのは頭の中で曲の展開が明確にイメージできていたからだろう。
- (A Day In The Lifeを聴いて)こんなにビートが強いのに心が癒された。明日から新しい曲を作ろうという気にさせる。
- ボブ・ディランは言葉で語り、ビートルズはサウンドで語った。
この日は甲虫楽団のドラム、まみこ☆も参加していました。まみこ☆のブログに写真入りで報告されているのでそちらも合わせてご覧ください↓
☆好奇心のかたまり☆
甲虫楽団からのお知らせ
我々甲虫楽団は「Magical Mystery Tour」リリース50周年を記念してアルバム全曲通しライブを開催します。ついでに3回目の「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」アルバム全曲通し演奏も行います。内容:1stステージ『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』全曲
2ndステージ『Magical Mystery Tour』全曲+α
※終演後22:30の閉場までご飲食・ご歓談いただけます
場所:江古田「Live House Buddy(バディ)」
西武池袋線江古田駅南口すぐ
http://www.buddy-tokyo.com/
料金:3000円(1ドリンク込み)
学生1000円(ドリンク含まず。受付時に学生証を提示してください)
※予約不要・全席自由です。来場順にお好きな席にご着席いただけます。
※席数に余裕があるためご予約は受け付けておりませんが
ご来場を予定されている方はお名前と人数を
メンバーへまたは「応援メッセージ送信フォーム」(→ https://goo.gl/Vgs9oy )よりお知らせいただければ幸いです。
来場者数見込みを把握したくご協力をお願いいたします。
※前売券の販売はありません。
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