ジョン・レノンが歌う「What Goes On」を収めたレコードが約154万円で落札される

1965年発売のアルバム『Rubber Soul』にリンゴ・スターによるボーカルで収録された「What Goes On」。同曲を作者のジョン・レノンが歌う音源を収めたアセテート盤がインターネットオークションサイトeBayに出品され10 200英ボンド(約154万円)で落札されました。もともとはジョージ・ハリスンが家族に渡したものだそうです。
Beatles - What Goes On - 1963 John Lennon **DEMO ACETATE Unreleased & Unheard**


ジョンによるとこの曲は1950年代には作曲しており、1963年にビートルズの3枚目のシングルとしてレコーディングを試みたそうです。今回の音源はそのためのデモだったと思われます。この時点ではジョンが歌っており、サビ以外の歌詞やメロディは『Rubber Soul』収録バージョンと大きく異なります。結局この曲はお蔵入りとなり、3枚目のシングルは「From Me To You」になりました。

2年後の『Rubber Soul』レコーディング時にリンゴがボーカル担当する曲に困って引っ張り出し、みんなで手を加えて完成させました。この結果、曲の作者としてリンゴの名前もクレジットされています。
What Goes OnはLennon-McCartney-Starkey

今回出品された音源は既出の「Bad To Me」のデモ音源に雰囲気が似ています。同じタイミングで録音されたのかもしれません。

ということは他にもまだ未発表音源があるかも?

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