宣伝用ポスター |
ポスターを見て1993年赤盤・青盤初CD化の際のプロモーションCDを思い出しました。デビュー期のビートルズが晩年のビートルズを見下ろすというアイデアは一緒ですが使用されている写真が異なります。新ポスターはアルバム『Please Please Me』『Get Back』のジャケット写真そのままです。
赤盤&青盤プロモーションCDのジャケット |
赤盤&青盤プロモーションCDの盤面 |
トレーラー感想
まず、高画質なことに驚きました。ジョージ・ハリスンの肌荒れもよくわかります。元々、ピーター・ジャクソンが監督に選ばれたのは彼が手掛けた作品『彼らは生きていた』での100年前の映像のレストア手腕を買われてのことなので、期待通りの成果ということでしょう。2016年の映画『Eight Days A Week』も彼が手掛けた方が良かったのではないかと思うくらいです。同作の白黒映像のカラー化はいまいちだったので…。
トレーラーを見ると「ルーフトップ・コンサートまでの1か月カウントダウン」という切り口で構成されていることがわかります。アルバムをレコーディングしているという解釈では無さそうです。
ルーフトップ・コンサートに向かって突き進むのと対比させてビートルズの過去の写真や映像も挿入されています。 日本公演の映像も使用されていました。ピーター・ジャクソンは撮影に関与していないのでできることは限られているはずですが非常にセンスを感じます。期待大です!
映像には撮影スタッフや、当時の監督のマイケル・リンゼイ=ホッグが映り込んでいます。撮影の様子を神の視点で俯瞰しているわけですが、この構図をどのように説明するのでしょうか。というよりもともと何故そのような映像を撮影していたのでしょうか?
トレーラーの字幕には話者が併記されていますが、1:01のポール・マッカートニーとされている発言と最後のジョン・レノンとされている発言は、正しくはジョージだと思います。監督も勘違いしているとしたら演出意図がズレていないか心配です。
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