「ビートルズのベースを演奏してみたいけど、どの曲から手をつければよいかわからない」、という初心者の方向けにベストアルバム『ザ・ビートルズ1』収録曲から演奏が簡単な順にご紹介します。150曲以上のビートルズのベースコピー経験を持つ筆者が実際に演奏してみて感じた、初心者でも気軽に楽曲の良さを味わえる曲を上位におすすめしています。
まえおき:このランキングで重視するポイント
ビートルズは歌ありきのバンドです。ベーシスト一人での弾き語りが成立しにくいので、バンドの一員として演奏する際の楽しさ・かっこよさを重視したランキングになっています。
人によって得意不得意があるので何を難しいと感じるかも人それぞれですが、ここでは以下の要素に当てはまる曲を「難易度が高い」とみなすことにします。
- テンポが速い
- 指板上の移動範囲が広い
- フレーズのパターンが多い
- リズムが複雑で、バンドで一緒に演奏すると合わせにくい
- 原曲のイメージが強すぎて、完コピしないと違和感がある
ビートルズのベース演奏かんたんランキング(『ザ・ビートルズ1』より)
- Get Back
- Love Me Do
- Can't Buy Me Love
- A Hard Day's Night
- From Me To You
- I Want To Hold Your Hand
- Hey Jude
- Let It Be
- The Long And Winding Road
- Eight Days A Week
- We Can Work It Out
- I Feel Fine
- Help!
- Ticket To Ride
- Yellow Submarine
- She Loves You
- Lady Madonna
- All You Need Is Love
- Hello, Goodbye
- Come Together
- Penny Lane
- Something
- Day Tripper
- The Ballad of John And Yoko
- Paperback Writer
ランキング順ひとことコメント
Get Back:ほぼ指板の2か所を押さえるだけ。ピッキングも単調
Love Me Do:デビュー曲だけあってシンプル
Can't Buy Me Love:ポール・マッカートニー役初心者におすすめ
A Hard Day's Night:一部難しいところがあるが省略しても気にならない
From Me To You:メンバー全員が初心者のバンドにおすすめ
I Want To Hold Your Hand:曲とアレンジが良いので挑戦していて楽しい
Hey Jude:ベースが無くてもいいぐらいなので気軽に取り組める
Let It Be:アドリブっぽいのでどうやっても違和感とは無縁
The Long And Winding Road:音数が少ないから楽だがミスしたら目立つ
Eight Days A Week:イントロの連打さえできれば後は楽しい
We Can Work It Out:原曲であまり聴こえないので好きにやればよい
I Feel Fine:実はそんなに簡単では無い
Help!:テンポが速い。Aメロのフレーズに慣れが必要
Ticket To Ride:リズムが複雑だが原曲ではあまり聴こえないので気楽
Yellow Submarine:このハネた感じが苦手な人もいそう
She Loves You:展開が速いので慌てずに
Lady Madonna:一度攻略すれば簡単
All You Need Is Love:音数は少ないが雰囲気を出すのが難しい
Hello, Goodbye:フレーズを完コピしないと違和感がある
Come Together:イントロの表現力が問われる
Penny Lane:パターンが多く完コピ圧力強い
Something:演奏者と聴衆の両方が満足する演奏は難しい
Day Tripper:休む暇が無い
The Ballad of John And Yoko:筋肉の疲労が激しい
Paperback Writer:雰囲気が出ない
まとめ
『ザ・ビートルズ1』はシングルヒット曲集なのであまり複雑な曲はありません。このランキングはあくまで参考として自分が好きな曲から選んで演奏した方が修得が早いと思います。
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