ライブレポート『呼んで埼玉~甲虫埼玉へ翔ぶ』2024年6月15日

 甲虫楽団史上初の埼玉県でのワンマンライブが終了しました。2024年初のワンマンライブでもありました。

写真撮影:こじまたかこ
史上初の埼玉県での開催でした。埼玉県内や栃木県など東京以北から多くお越しいただけたのは企画した甲斐がありました。一方、まだまだ集客力が及ばずコロナ禍以来の赤字開催となりました。これにへこたれることなく引き続き埼玉県のみならず北関東の皆さまとのご縁を繋いでいきたいと考えていますのでご愛顧お願いいたします。

セットリスト

Revolution
Baby You're a Rich Man
When I'm Sixty-four
Lovely Rita
She's Leaving Home
Being For the Benefit Of Mr. Kite!
Your Mother Should Know
All You Need Is Love
I Am the Walrus
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End

Back In The U.S.S.R.
Dear Prudence
Sexy Sadie
Helter Skelter
Long, Long, Long
Savoy Truffle
Happiness Is a Warm Gun
Martha My Dear
Across the Universe (WWF ver.) ※初披露
Let It Be (Single)
Grow Old With Me ※初披露 ジョンとリンゴのバージョンを融合
Now and Then
Real Love
Free As a Bird

Something (Concert for George) ※初披露
Hey Bulldog
I Saw Her Standing There

初披露曲解説

Across the Universe (WWF ver.) 
Past Mastersに収録されているバージョンです。他のバージョンよりテンポが速くキーが高くなっています。

Grow Old With Me
1990年代のビートルズアンソロジープロジェクトでオノ・ヨーコがポール・マッカートニーに託したジョン・レノンのテープには4曲入っていたとされており、そのうち2曲「Free As a Bird」「Real Love」は実際にアンソロジープロジェクト内でビートルズのメンバーが演奏を加えて発表されました、もう1曲「Now And Then」が2023年になって最新技術を駆使して完成にこぎつけたのは記憶に新しいところです。残った1曲「Grow Old With Me」はアンソロジープロジェクトで着手していない(=ジョージ・ハリスンの演奏が存在しない)ため、ビートルズとしての発表は期待薄ですが、2019年にリンゴ・スターがポールの協力を得て発表したバージョンを元にアレンジしました。今回のライブではヨーコが託した4曲すべてを演奏しました。

Something (Concert for George)
2001年に亡くなったジョージ・ハリスンを追悼するために「コンサート・フォー・ジョージ」が1年後の命日に開催されました。ポールはそこでビートルズ時代のジョージの代表曲「Something」をウクレレ弾き語りから通常バージョンに移行する演出で披露しました。この演出はそれ以降ポール自身のコンサートの定番になっています。今回甲虫楽団のミート鈴木がウクレレを初披露しました。他に「Free As a Bird」「Real Love」でも弾いたのでビートルズ関連ウクレレ曲はこれでコンプリートしたはずです。
ミート鈴木は左利き

甲虫楽団次回参加イベント

昨年青盤通しで共演したエレキカルテット れみどし楽団 、古くからメンバー同士交流があった昭和歌謡 東京ウルトラ楽団 と 甲虫楽団 の三楽団そろい踏み。各楽団単独ステージあり、れみどし楽団 は他楽団のステージにも出演します。 

甲虫楽団は れみどし楽団 に加えホーンセクションも参加した総勢16名による豪華なビートルズサウンドをお届けします。

■タイトル:夏の終わりの楽団祭
■日時:2024年8月25日(日)18:15開場、19:00開演、21:30終演予定
■場所:銀座TACT(東京都中央区銀座)
JR有楽町駅徒歩4分、東京メトロ銀座駅徒歩3分
■チャージ:3,500円 (1ドリンク付) ※決済方法は現金のみ
※全席自由席です
※小学生以下無料です。他の料金設定はありません(前売/当日など)。
参加希望の方は下記ご予約フォームより送信をお願いいたします。

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