2013年1月3日木曜日

オノ・ヨーコ ビートルズ解散はポールの責任と発言?

米キャピトル・レコードの元トップ、ジョー・スミスによるインタビュー音源集が2012年11月28日インターネットで公開されました。

The Joe Smith Collection at the Library of Congress
http://www.loc.gov/rr/record/joesmith/index.html

これは1986年から1988年にかけて音楽業界の著名人にジョー・スミスがインタビューしたもので、ビートルズ関係者ではポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ジョージ・マーティン、オノ・ヨーコの音源が公開されています。このインタビューを元にした書籍「Off the Record: An Oral History of Popular Music」が1989年に発売されています。

音声公開から1ヶ月経った年の瀬にアメリカのインターネット新聞Huffington Postでヨーコのインタビュー内容が取り上げられました。

Yoko Ono On Beatles Split: 'They Were Starting To Feel Like Paul's Band'
http://www.huffingtonpost.co.uk/2012/12/28/beatles-yoko-ono-split_n_2376129.html

これを皮切りに、「ヨーコがポールを非難した」という論調でニュースが拡散しています。つい先日、ポールがインタビュー番組で「ビートルズの解散はヨーコのせいじゃない」と発言したことに対してヨーコが感謝したということが話題になっていたところでした。当ブログの以下記事で確認できます。

ポール・マッカートニー インタビュー「オノ・ヨーコがビートルズを解散させたわけではない」
http://blog.kouchu.info/2012/10/McCartney-VS-Frost.html

ポール・マッカートニー×デビッド・フロスト インタビュー完全版「ビートルズをやり遂げた」
http://blog.kouchu.info/2012/11/McCartney-VS-Frost2.html

オノ・ヨーコを擁護したポール・マッカートニーに本人が謝辞を述べる
http://blog.kouchu.info/2012/11/Yoko-thanks-Paul.html

そんな融和的なムードの最中に今回の論調は少し気まずいことになっています。

実際のヨーコの発言は以下のようなものです。
  • メンバーそれぞれ独立心が出てきた
  • ビートルズを去りたがったのはジョン・レノンが最初では無い
  • リンゴ・スターと当時の妻モーリンがジョンとヨーコに対してビートルズを去りたいと告げた
  • 次に言い出したのはジョージでジョンはその後だった
  • ビートルズを存続させようとしていたのはポールだけだった
  • ポールがビートルズを自分のバンドとして続けようとしていると他のメンバーは感じており、それが気に食わなかった
この最後の発言が取り上げられて、「ヨーコがポールを非難している」根拠となってしまったようです。25年前の発言の揚げ足を取られるとはヨーコも災難です。

同インタビューでジョージ・ハリスンやジョージ・マーティンもメンバーの成長に伴う独立心の芽生えについて語っていました。8年も続いたのだから充分であり、ビートルズ解散は潮時だったと考えているようです。

ヨーコはこのインタビューの中でビートルズの再結成についてジョンは否定的だったと語っています。たとえ再結成しても往年のようにはならないと思っていたそうで、それはポールの見解と一致しています。

日本での報道

ヨーコを悪者にするものは無いようです。

ビートルズ解散の真実とは?オノ・ヨーコ直撃インタビューが公開
http://www.fabloid.jp/2012/12/28/yoko-ono-beatles-breakup-divorce/

オノ・ヨーコ「ザ・ビートルズの解散」を語った四半世紀前のインタヴューが公開に
http://ro69.jp/blog/miyazaki/76827

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