ポール・マッカートニーとリンゴ・スター グラミー賞授賞式で「Queenie Eye」共演

2014年1月26日にアメリカはロサンゼルスで開催された第56回グラミー賞授賞式で、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターの共演が実現しました。ポールが2013年に発売したアルバム「NEW」収録曲で同年の日本公演でも演奏した「Queenie Eye」です。


翌1月27日に開催されるビートルズ訪米50周年イベントでの二人の共演情報はリークされていましたが、それもこの日の共演を隠すためだったのかもしれません。
曲紹介を行ったジュリア・ロバーツは翌日のイベントが2月9日に放送されることを宣伝しつつ、「Yesterday and today...」とエド・サリヴァンのセリフを彷彿とさせる口上に続いて「with a little help from his friend Ringo Starr.」とビートルズの曲名にかけて二人に引き継ぎました。

バックバンドはいつものポールのバンドで、リンゴはエイブラハム・ラボリエル・ジュニアのドラムに軽く合わせただけだったのが残念でしたが、終始上機嫌でした。ポールの方は緊張していたように見えます。客席ではオノ・ヨーコをはじめとするビートルズの妻たちが体を揺すって楽しんでいました。
演奏が終わった後はリンゴの方からポールの手を取り観客にアピールしたあと熱い抱擁を交わしていました。
リンゴはロサンゼルスに来てから精力的に活動しており、1月20日はデヴィッド・リンチ財団のイベントに出席し、グラミー賞受賞式の前日にはビートルズのLifetime Achievement Award授賞式にオノ・ヨーコやオリヴィア・ハリスンとともに出席していました。ポールは出席しませんでした。

 さらにリンゴはグラミー賞授賞式直前のレッド・カーペットで日本のWOWOWのインタビューに応えました。リンゴは「ワウワウ」と叫んでいましたがとくに日本に対する言及はありませんでした。
グラミー賞受賞式ではポールに先立ち、自身のヒット曲「Photograph」を披露しました。背景には2013年に発売した写真集「Photograph」に収録されていると思われる写真がちりばめられていました。ジョージ・ハリスンの写真が多かったように思います。

WOWOWの現地スタジオにはトッド・ラングレンが出演し、ポールやリンゴについて熱心に解説していました。リンゴと同じステージに立てないことに嫉妬している様子でした。

ビートルズ訪米50周年イベント「The Night That Changed America: A Grammys Salute to The Beatles」はちょうどエド・サリヴァンショー初出演から50年後の2014年2月9日にアメリカで放送され、日本ではWOWOWで2014年2月11日に放送されます。※このイベントについての当ブログの記事はこちら

日本での報道は下記です。

第56回グラミー賞:ポール&リンゴが共演 ヨーコがステージ見つめる中
http://mantan-web.jp/gallery/2014/01/27/20140127dog00m200007000c/004.html

ポール・マッカートニーとリンゴ・スターがグラミー賞で共演
http://www.cdjournal.com/main/news/the-beatles/56811

ポール&リンゴが「グラミー賞」で共演 オノ・ヨーコ歓喜
http://www.oricon.co.jp/news/2033408/

ビートルズ復活!グラミー賞で夢の共演が実現
http://mdpr.jp/music/1322401

ポールとリンゴが共演、オノ・ヨーコさんも再会 米グラミー賞
http://www.afpbb.com/articles/-/3007336

【2014年グラミー特集】ポール・マッカートニーとリンゴ・スター、ステージ上でハグ
http://www.barks.jp/news/?id=1000099258

【第56回グラミー賞】ポールとリンゴの共演もビートルズ・ナンバーは無し!
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/17728

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