1964年はアメリカの人々にとってビートルズ上陸の年として深く印象に残っています。50周年となる2014年は米国各地で様々なイベントが予定されています。それを後押しするリリースが発表されました。
<プレスリリース>世界を席巻した「ビートルマニア」の50周年記念リリース『THE U.S. BOX』発売決定!
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/news/#605
The U.S. Albums, a new 13CD Beatles collection spanning 1964’s Meet The Beatles! to 1970’s Hey Jude, will be released January 20 (January 21 in North America) by Apple Corps Ltd./Capitol.
http://www.thebeatles.com/news/ladies-and-gentlemen-beatles
当時アメリカでは独自編集(水増しともいう)のビートルズのアルバムを発売していました。音源がイギリス版と異なるものもあります(素材自体が違ったりアメリカで勝手に加工したり)。それを内装&外装まで含めて再現したCDのボックスセットが2014年1月20日(北米は1月21日、日本盤は1月29日)に発売されます。Yesterday And Todayはご丁寧に発禁となったブッチャー・カバーと修正後のトランク・カバー両方が再現されているようです。64ページのブックレット付です(日本盤は別途対訳付)。
モノラル版とステレオ版が存在するものは1枚のCDに両方収録しています。各CDは期間限定で単品発売もされます(ドキュメンタリーCDの「The Beatles’ Story」を除く)。単体は日本盤が存在しません。
収録内容
** CD 初登場
Meet The Beatles!
The Beatles’ Second Album
A Hard Day’s Night (Original Motion Picture Soundtrack) **
Something New
The Beatles’ Story [stereo only] **
Beatles ’65
The Early Beatles
Beatles VI
Help! (Original Motion Picture Soundtrack)
Rubber Soul
Yesterday And Today **
Revolver **
Hey Jude [stereo only] **
同様の主旨の主旨の商品は「ザ・ビートルズ ’64 BOX」(2004年)、「ザ・ビートルズ’65 BOX」(2006年)と発売されていましたが、当然次に期待される「’66 BOX」は発売されないままでした。これらボックスは原題が「The Capitol Albums」であることからもわかるようにキャピトル・レコード社から発売されたものという主旨でしたが、今回はその枠をとっぱらい網羅性が増しました。
なお、今回の商品は元素材からして違うものを除いては2009年のイギリス盤リマスター素材を元に改めてCD用にリマスターしているようです。疑似ステレオなど音をアメリカ側で加工したものは収録されないということです。既存の2つのボックスセットはまだ価値があることになります。
発売前の情報としては以下が信憑性高そうです。
伝説を抱きしめようー『THE U.S. BOX』2014年1月29日発売
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/special/2014_usbox.php
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