ビートルズ『サージェント・ペパーズ』発売50周年記念トーク・イベント《シリーズ全6回》)
【濃密インタビュー】オカモトコウキ「『サージェント・ペパーズ』は今もなお新しくてエッジー」(BARKS)
アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』について語るイベントかと思ったら発売50周年は口実でゲストにまつわるビートルズの話を聞くというイベントでした。昨年同所で開催したトークイベントの続編という位置づけのようです。今後の回に参加する方は純粋にゲストとテーマで判断すると良いと思います。
ビートルズの音源をフルコーラスで聴きながらトークするという構成です。途中10分間の休憩をはさみ、2時間のイベントでした。
OKAMOTO’Sのファンが多かったのか若い観客(とくに女性)が多かったです。OKAMOTO’S随一のビートルズ通を自認するオカモトコウキさんは来場前にディスクユニオンで『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のモノ盤レコードを2万5千円で買ってくるという気合の入れようでした。
当日流れた曲は基本的にオカモトコウキさんの選曲です。ご本人のエピソードとともに以下にまとめます。
- Can't Buy Me Love ※ギターソロが2本入っていてレコーディングに興味を持った1曲
- Penny Lane ※自分はポール派
- Hello, Goodbye (アルバム『Back in the Us Live 2002』) ※最初に買ったCD。3年間目覚ましにしていた1曲
- Day Tripper (ミュージックビデオ) ※中学時代にインストでコピーした曲
- Twist and Shout (アルバム『Please Please Me』ステレオのゴールド・パーロフォンで)
- Tomorrow Never Knows
- Yer Blues (ロックン・ロール・サーカスの映像) ※ジョン・レノン スーパーライヴで演奏
- Hey Bulldog (ミュージックビデオ) ※ジョン・レノン スーパーライヴで演奏
- Ticket To Ride (1977年のアルバム『The Beatles at the Hollywood Bowl』)
- Strawberry Fields Forever (ミュージックビデオ)
- Strawberry Fields Forever~Help~Give Peace a Chance (1990年のポール・マッカートニーのライブ音源)
- Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band~With a Little Help from My Friends(オカモトコウキさんが今日買ってきたアルバムから)
オカモトコウキさんの印象的なコメント
- ビートルズは小学生の時に友達から青盤/赤盤を借りて聴いたのがきっかけ
- タイムスリップしたら1966年に行きたい
- ポールのライブに行ったのは2015年日本公演が初めて。あまりに素晴らしすぎてライブにおける価値観が変わっちゃう。水準が上がっちゃう
- 今年のポール来日公演は東京ドームに行く
- ビートルズのモノラルのアルバムを借りて一通り聞いたが『Please Please Me』が一番ぶっ飛んだ
- 好きならアルバムは『Revolver』『Rubber Soul』。ライブとレコーディング、ジョンとポールの絶妙なバランス
- 2013年の『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』出演時は演奏曲として当初「I Wanna Be Your Man」を申告したが「ジョンとポールの共作」という理由で却下された
- ジョン・レノン スーパーライヴで一番エキセントリックだったのはオノ・ヨーコさん
- ビートルズのレコーディングに対する姿勢を参考にしている。制約のある中で想像力を働かせてスタジオでの偶然や失敗をプラスに変えていく
- ビートルズは演奏が上手い
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