ビートルズ ハンブルク初公演60周年 ピート・ベストも興奮

 2020年はビートルズが実質的に解散してから50周年ということで、ここまでしばらく続いてきた50周年祭りはしばらくお休みになります。となれば次は60周年ということで当時のビートルズはデビュー前の下積み時代でした。

8月17日はハンブルク初公演60周年

インドラ・クラブでのビートルズ
 

2020年8月17日はビートルズがドイツのハンブルクに出稼ぎに来て到着早々インドラ・クラブで公演を行った日から60周年です。これを記念して同所から記念特番「Stream & Shout」が配信されました。アーカイブが現在も視聴可能です。

 

基本的にはライブショーで、当時ビートルズが演奏していた曲やデビュー後のビートルズのオリジナル曲が演奏されます。その他ビートルズゆかりの地巡り、インタビュー、ビデオレターで構成されます。ドイツ発の番組ですが英語で進行します。ビートルズ初の商用レコーディングを共にしたトニー・シェリダンの元妻で当時を知るロージーのインタビューは1時間1分15秒あたり、ビートルズ研究の大家マーク・ルイソンのビデオレターは1時間39分10秒あたりです。

現在のインドラ・クラブ

ハンブルク時代のビートルズに関する当ブログの記事はこちらからまとめてご覧いただけます。→ https://blog.kouchu.info/search/label/Hamburg

 

ここからはピート・ベストのターン

当時ドラムを担当していたピート・ベストにとってはビートルズ加入から60周年ということで生き生きと当時を振り返っています。

 ビートルズにハンブルク行きを誘われてから60周年。実際は翌週オーディションが行われたそうです↓

ハンブルク出発60周年↓

道中記念写真60周年。この写真にジョン・レノンが居ないので、ジョンが撮影者ではないかという説もある一方、ジョンは楽器店にハーモニカを盗みに行ってた(そしてそれをLove Me Doのレコーディングで使った)という説もあります。↓

ハンブルク到着60周年。写真のドラムの部分にピート・ベストのサインがあります。

ここまで緻密に当時を振り返ることができるのは異父弟のローグのプロデュースによるところが大きいと思います。ローグはマシュー・ストリートのLiverpool Beatles Museumの館長を務めており、父は5人目のビートルズとして挙げられることもある元アップル・コア代表のニール・アスピノールのです。

ここからリンゴ・スター加入60周年まではピート・ベストは活発に活動すると思われるので注視したいと思います。


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