2014年6月16日月曜日

リマスターしなおした「The Beatles in mono」アナログLP盤2014年9月発売

※2014年9月8日「MONO LP BOX試聴会」に行ってきました。レポートは→こちら

デジタルの技術を使用せずにアナログのマスターテープから1960年代当時の手順に倣って製作されたビートルズのモノラル盤LPレコード14枚セット「The Beatles In Mono」(日本での名前は「ザ・ビートルズ MONO LP BOX」)が2014年9月8日(北米は9月9日、日本は9月10日)に発売されることが発表されました。
英米オフィシャルストアでは限定でTシャツつきの販売も
THE BEATLES’ ORIGINAL MONO STUDIO ALBUMS REMASTERED AT ABBEY ROAD DIRECTLY FROM THE ANALOGUE MASTERS FOR VINYL RELEASE
ザ・ビートルズがMONOに回帰 ビートルズのオリジナル・モノ・スタジオ・アルバムを、アビイ・ロードでアナログ・マスターから直接リマスター

Please Please Me
With The Beatles
A Hard Day's Night
Beatles For Sale
Help!
Rubber Soul
Revolver
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
Magical Mystery Tour
The Beatles (2枚組)
Mono Masters (3枚組)

ボックスセットには108ページのハードカバー本が付属します。日本向けボックスセットは輸入国内仕様(ブックレット翻訳、解説、歌詞・対訳付) で、価格は59,800円+税です。海外版より1~2万円高いイメージです。 アルバムごとの単品販売もされますが、日本向け仕様の商品は用意されません。


1968年ごろまではビートルズ本人にとってモノラル盤の方が本流でした。アナログ盤は生産されるごとに、再生するごとに、または置いておくだけで次第に劣化していくと言いますので、新品で発売される今回の商品は当時の生の雰囲気を味あわせてくれそうです。2009年のリマスターとは異なり音自体に手は加えられていないはずなのでなおさらです。元にしたマスターテープは劣化しているでしょうが・・・。そこがリマスターの腕の見せ所ということでしょう。
追記:「Please Please Me」のマスターテープは接着剤が染み出して正常な再生が困難だったため、今回のLP作成にあたりテープを作り直したそうです。

ステレオのアナログ盤ボックスセットは2012年に発売されましたが、その時は2009年のデジタルリマスター音源を元にしていました。同じ趣旨のモノラル版LPは2012年当時既に準備完了していて2013年発売予定と案内されていましたが、結局それはリリースされないまま新たにアナログのマスターテープからリマスターしての発売となりました。2012年のステレオLPボックスセットは音質や盤質に批判が多かったため方針転換したようです。今回は全てドイツで生産されます。

2012年ステレオLPボックスについては過去の投稿をご覧ください。

2009年リマスター版ビートルズのアルバムがアナログLPで2012年11月12日発売(日本向けは11月14日)

ビートルズリマスター版ステレオアナログLP全世界発売 まとめ


2014年8月14日追記
7月にメディア関係者向けに実施された試聴会が下記で報告されています。

『ザ・ビートルズ MONO LP BOX』試聴会に行ってきました! (mFound )
The Beatles MONO LP BOX試聴会(Phasemation.jp)
東京でビートルズ『MONO LP BOX』試聴会が開催。実際にLPの音を聴きました(SA-CDラボ)

2014年8月21日追記
今回のボックスセットを開封する様子
 

2014年9月3日追記
アナログレコード専門家・音楽評論家Michael Fremer氏による詳細なレビュー↓
http://www.analogplanet.com/writer/46615

以下は同氏による開封映像

9 件のコメント:

  1. 他に出すモノがあるんじゃないの?
    何で今、Analog版Monoなの?
    LiveProjectはどうなった?
    映画レットイットビーは?

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    1. コメントありがとうございます。

      確かに、Live Projectはどうなったんでしょうね・・・。
      募集期間が短かったのでもう一度募集すればいいと思います。

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  2. やまちゃん2014年6月17日 8:05

    80年代だったか、モノLPボックスありましたよねえ
    あれはイエローサブマリンも入ってましたが、たぶんミックスダウンしたものでしょう

    もし単品で買うなら、、Sgt Pepper'sかホワイトアルバムになると思います
    にしてもUS BOXからいくらもたってないうちにJapan Boxは出すわ。で、今度はMono LP
    ユニヴァーサルは商魂たくましいですなあ

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    1. コメントありがとうございます。

      Sgt Pepper'sやホワイトアルバムはモノラルとステレオで随分違うようなので
      確かに興味あります。

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    2. やまちゃん2014年6月26日 21:07

      返信ありがとうございます
      2009年モノBOX持ってるので、明らかに違いがよくわかります
      Sgt.Pepper'sやホワイトだけじゃなく、リボルバーの聞き比べもけっこう嵌ります

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  3. この手のBOXセットの連続発売には、「著作権や著作隣接権」の問題が深く関係しているのでしょうか? 私にはわかりません。

    著作権の保護期間については、死後50年にとどめるのか、70年に延長するのかという、いわゆる「保護期間延長問題」はいまでも争ってるのでしょうか?(ポールは70年延長派だったような?)。

    ポールもリンゴもまだ生きているわけだし、「著作権や著作隣接権」を問題視するには早過ぎるので、やっぱりこれは単なる”純粋”な商売なのか?

    こういう議論(著作権は死後50年なのか、70年に延長なのか)も一部のファンにとっては興味があることだし、勉強にもなるし・・・  楽しみのひとつだと思います。

    一方、「そんなややこしい大人の事情なんかどうでもいいから"純粋"に音楽を楽しませてくれよ」と言うファンも多いでしょう。 

    私は、両方かな(笑)  

    追伸:そもそも、ビートルズの楽曲の著作権ってビートルズのもの?
        第三者ないし団体のもの? 私はよく知りません。

        ああだ、こうだと想像するのも ちょっと楽しいですよ。。。 

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    1. コメントありがとうございます。

      著作権の事は以前少し調べたのですが結局よくわかりませんでした。
      著作権といっても様々種類があって、発生してから消滅するまでの期間や、
      発生させるための手続きもバリエーションが多く、国や地域によっても解釈が異なるようです。

      2013年末に発売された「The Beatles Bootleg Recordings 1963」は著作権の維持を意識したのだと思いますが、今回のMONO LP BOXはそうではないような気がします。

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  4. 子どもの頃、家にあった古い真空管ステレオで、ビートルズのLPレコードを聴いたとき、良かった記憶があります。
    モノラルLP、真空管ステレオで聞いてみたいです。

    CDボックスでは、マジカルまではモノラルの方が、迫力があっていいです(というかステレオは不自然な音の配分をしていると思います)だから

    モノLP欲しいですけど、我が家にはレコードプレーヤがないので(;。;) 手が出せません!!

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    1. コメントありがとうございます。

      2012年のステレオLP発売の時には公式/非公式様々な試聴イベントがあったのでまた是非実施してもらいたいと思っています。

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