ピート・ベスト「ドラムに関して文句を言われたことは無い」ポール・マッカートニーを語る

ポール・マッカートニー&ウイングスのDVD/Blu-ray「ROCKSHOW」、CD「Wings Over America」の発売を2013年5月29日に控え、音楽雑誌はこぞってPaul McCartney & Wingsを取り上げています。とくに「CROSSBEAT (クロスビート) 」2013年 07月号は90ページにわたる特集を組み、内外の様々なアーティストがポールを語っています(シルク姉さんがポール&リンダに会った時の話も!)。その中に、2013年4月に来日した(以前の投稿参照)ピート・ベストの日本でのインタビュー記事も掲載されていました。他のアーティストがウイングス時代のポールを語っているのに対して、 ピート・ベストはビートルズデビュー前のポールについて語っています。

要約すると以下のような内容です。
  • 「Loved of the Loved」や「Like Dreamers Do」などのオリジナル曲(いずれもポール作)は当時から評判が良かった
  • 「Cry For a Shadow」はロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズとのセッションで誕生し、トニー・シェリダンのプロデューサーの勧めでレコーディングした
  • スチュアート・サトクリフのベース演奏をポールは公然と批判し、ステージ上で喧嘩になることもあった
  • 自分はドラムに関してポールから文句を言われたことは無い
  • ポールは才能溢れるミュージシャン
  • ポールはトニー・シェリダンとのレコーディングに目的意識を持っていてメンバーを鼓舞し続けた
  • 自分の解雇によってポールとの関係は難しくなってしまったが自分はポールを恨んでいない。今でもあの時の「マッカ」のまま。もし再び会えたら昔話に花を咲かせるだろう
巻頭にはポールに対する直近のインタビュー記事が掲載されています。これはおそらく2013年3月発売のイギリスの音楽雑誌「Q」に掲載されたもの(以前の投稿参照)の日本語版だと思います。


その他、今月は「レコード・コレクターズ」や「ストレンジデイズ」などでもポールは特集されています。

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