『The Beatles: Get Back (Rooftop Performance)』配信開始 ルーフトップ・コンサート記念イベント目白押し

ビートルズが最後に公衆の面前で演奏した通称「ルーフトップ・コンサート」の音源が『ザ・ビートルズ:ゲット・バック-ザ・ルーフトップ・パフォーマンス』として突如2022年1月28日に配信開始されました。1月30日の53周年記念日に向けて様々なイベントが発表されています。


↑妙に画質が悪いが・・・

ルーフトップ・コンサートの音源はこれまで一部が公になっていましたが、正式録音された全曲が新たにミックス(ステレオとドルビーアトモスで)され、各種音楽配信サービスで聴くことができるようになりました。どうやら2021年の『Let It Be』リミックスと同じテイクの曲もミックスがさらに違います。よりライブ感を出しているようです。CD2に入っている「Don’t Let Me Down (First Rooftop Performance)」と今回でわざわざ音源を変えたのは何故でしょう…。

2021年映像作品『ザ・ビートルズ:Get Back』にもこの音源が使用されていましたが、会話の音声がかぶさっていたり、遠くから聞こえているかのように加工されていたりしたので、純粋に音楽として楽しめる音源は初公開です。

以下のリンクから各種音楽配信サービスで聴けます。
The Beatles - Get Back (Rooftop Performance)

有料音楽配信サービスに加入していない方はYouTubeで聴くのがお勧めです。↓

無料アカウントでYouTube Musicで聴くと2曲が別の映像に差し替わってしまうようです。以下の2つのリンクで補完できます。
Get Back (Rooftop Performance / Take 1)
Don't Let Me Down (Rooftop Performance / Take 1)

音源配信のタイミングで公開された以下解説記事がおすすめです。

ザ・ビートルズ「ルーフトップ・コンサート」完全解説。独創的で伝説的なパフォーマンスの全貌(ビートルズ公式解説者であるケヴィン・ハウレットによる寄稿)

 

1月30日のルーフトップ・コンサート53周年記念日に向けて様々なイベントが企画されています。

1月28日 『ザ・ビートルズ:ゲット・バック-ザ・ルーフトップ・パフォーマンス』配信開始 / SiriusXMのビートルズチャンネルでケヴィン・ハウレットによる解説付きルーフトップ・コンサート特番放送 / ノラ・ジョーンズがエンパイアステートビルのルーフトップでの“Let It Be”“I’ve Got A Feeling”のパフォーマンス映像を公開


1月29日 シルク・ドゥ・ソレイユの「The Beatles LOVE」出演者が常設会場があるザ・ミラージュのルーフトップで「Get Back」 (LOVE Version) をパフォーマンスした映像を公開


1月30日 英米のIMAXシアターで60分版『The Beatles: Get Back–The Rooftop Concert』が特別有料上映(くわしくは→こちら

2月9日~13日 日本含む世界各地で『The Beatles: Get Back–The Rooftop Concert』IMAX上映(観賞レポートは→こちら 配信版との違いなど)※その後日本では2月25日~3月3日アンコール上映

3月15日 ザ・ビートルズ“ルーフトップ・コンサート”最高級音質Dolby Atoms®試聴会

3月からは”Rock & Roll Hall of Fame (ロックの殿堂) “で特別展「The Beatles: Get Back to Let It Be」が開催されます。


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